Linuxでファイルを消しても空きが増えない:開いたままのファイルを調べる
削除後も容量が戻らないなら、同じファイルをさらに消す前に、プロセスが開いたままのファイルと測定対象を見ます。名前が消えても使用量が残るケースがあります。原因を確定せずSSD増量や強制終了へ進みません。
公式資料確認日:。
dfとduを、同じファイルシステムで比べる
対象のマウント先、使用量、見えるファイルの合計、測定時刻をそろえます。測定中にログが増え続ける場合や、マウントでデータが隠れている場合も差の原因です。開いた削除済みファイルだけに決めつけません。
許可された範囲で、開いた削除済みファイルを読む
lsofがある環境ならlsof +L1は調査の入口です。見える範囲は実行ユーザーの権限等に依存し、行がないだけで全プロセスを除外しません。必要な管理権限による調査は管理者へ渡し、出力の秘密や利用者名を公開しません。
| 観測するもの | 分かること | 次の行動 |
|---|---|---|
| 同じマウントの使用量 | 比較する母数 | 別ディスクや別時刻を混ぜない |
| 削除済みを保持するプロセス | 差の原因候補 | 担当・ファイル種別・停止影響を特定 |
| 止められない本番処理 | 直ちに解放できない条件 | 退避と計画停止を担当と決める |
| 解放後の増分 | 再発の原因 | ログ生成と保持上限を別に直す |
名前が消えても、処理が保持している例
大きなアプリログを削除した後も書込みプロセスが保持している想定では、名前の一覧からは見つからず使用量が残ります。これはLinuxの仕組みに基づく例で、Selparoのサーバー障害を測定した結果ではありません。
強制終了やファイル記述子の切捨てを先にしない
保持しているのがログかdatabaseかによって、停止や内容の破棄の影響が違います。プロセスを一律にkillしたり、/proc経由で切り詰めたりする手順には進みません。データ保全とサービスの正式な停止・ログ再オープン手順を担当が照合します。
解放できたことと、増え続けないことを別に確認
計画した対応の後、同じファイルシステムで使用量と仕事の成果を照合します。空きが増えても無制限ログは残る問題です。必要な調査期間と上限を決めてから、容量購入の要否へ進みます。
公式資料と、判断例の境界
仕様の根拠は以下の公式資料です。本文の記入例は実測値ではありません。購入・設定変更時は、対象の型番・版・契約条件を照合します。
- Red Hat:削除後も残る使用量の調査
開いたままの削除済みファイルやマウントで隠れたデータは、見えるファイルの合計と使用量の差の原因になります。