Robocopyの/MIRは世代バックアップではない:削除を写すか先に決める
消したファイルも後で戻したいなら、Robocopyの/MIRだけでは足りません。/MIRは保存先を元に合わせ、元にない項目を削除する方針です。最新の複製と、過去へ戻る保全を分けて選びます。
公式資料確認日:。
同じ状態にする仕事と、戻れるようにする仕事
作業中の内容を別の場所へ複製することと、誤削除前の内容を保持することは違います。/MIRは/Eと/PURGEに相当します。同期の成功を、過去ファイルの復元成功として受け入れません。
削除対象は/Lで先に列挙する
本番保存先へ操作する前に、専用の非機密試験フォルダを用意します。/Lは一覧のみでコピー・削除・時刻変更をしない公式オプションです。対象の元と先を逆にしないことが、オプションより先の受入条件です。
| 観測するもの | 分かること | 次の行動 |
|---|---|---|
| 最新状態を一致させたい | 削除の伝播が必要な場合 | 専用複製先と列挙結果を照合 |
| 誤削除から戻したい | 以前の内容が必要 | 別の世代や復元可能なcopyを保持 |
| 元にも先にも別の成果がある | 一方の一致だけでは足りない | /MIRを保留し保全対象を分ける |
| コピーが終わった | 終了と成果は別 | 終了コード・対象・復元を照合 |
試験用の二ファイルで、削除方針を受け入れる
試験用の元にA、先にAとBがある想定で/MIRの/L出力を読むと、元にないBが対象になることを評価できます。この例を本番の実行命令へ変えず、Bを残す必要があるなら方針を変更します。
ゼロ以外の終了コードを、全部同じ失敗にしない
公式仕様では8以上が少なくとも一つのコピー障害を示します。0から7も結果の違いがあるので、必要な成果・不一致・余分な項目を照合します。コードが8未満という理由だけでバックアップの復元を合格にしません。
ディスクを買う前に、保持したい世代を書く
最新の複製と必要な過去世代を分け、復元先で原本を上書きせずに読めることを確認します。保存先が必要ならHDD/SSDの選択へ進めます。同じディスク上の別フォルダだけで故障への保全が成立するとは考えません。
公式資料と、判断例の境界
仕様の根拠は以下の公式資料です。本文の記入例は実測値ではありません。購入・設定変更時は、対象の型番・版・契約条件を照合します。
- Microsoft:Robocopy(日本語)
/MIRは/Eと/PURGEに相当。/Lは列挙のみ。終了コード8以上は少なくとも一つのコピー障害を示します。