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充電器に2台つなぐと遅い:ポートの出力配分を確認する

多ポート充電器は、1台で使うときと2台・3台で使うときの出力が違います。単独なら速いのに2台目をつなぐと遅くなるなら、最初にポートの組合せと配分表を確認します。合計W数を台数で均等に割っても、実際の仕様は分かりません。

公式情報の確認:

電源の型番と、ケーブルを含む接続を並べる

電源の型番、使っているポート、つないだ端末を一行ずつ書きます。C1/C2の表記がある製品は、その番号を使います。同じシリーズ名でも改訂や製品が違う配分表を使わないでください。

端末へつながっていないケーブルも記録します。Apple35Wは1台だけ使う場合に不要なケーブルも電源から外すよう案内しているため、端末を外しただけの状態では単独構成へ戻っていない可能性があります。

ポート書く内容
C1接続端末/ケーブル/必要出力
C2接続端末/ケーブル/必要出力
USB-A等接続端末。空のケーブルがある場合も記録
本体正式型番・同時出力表の対象

単独最大を足したり、均等に割ったりしない

523は1口で最大45W、2口では27W+20Wです。45Wを2台それぞれへ出す計算や、47Wを均等に23.5Wずつとする計算は仕様と合いません。

Nano70Wも2口で45W+22.5Wまたは60W+5W、3口では45W+7.5W+7.5Wに変わります。どの製品でも「W数の大きい本体なら全ポートが速い」とは判断できません。

製品の例単独同時利用の例
Anker523最大45W2口27W+20W
Nano70WUSB-C最大70W2口45+22.5W または60+5W
Apple35W合計最大35WiPhone+iPadは各最大17.5W

同じ2台でも、挿す口で条件が変わる

Prime100Wの公式配分図では、C1+C2は65W+35Wですが、C2+USB-Aは合計24Wです。PCを高出力側へつなぐつもりなら、C1はUSB-Aから最も遠いポートという製品の指定を使います。

2口という数だけを合わせても、同じ配分にはなりません。所有する型番の出力表と接続を重ね、必要な出力を使う端末が適切なポートへつながっているかを確認します。

Prime100Wの2口の組合せ公式表の最大配分
C1+C265W+35W
C1+USB-A65W+22.5W
C2+USB-A2口で合計24W

単独→2台→元の単独で、変化する条件を記録する

まず一つの端末だけを対応ケーブルでつなぎ、充電表示を記録します。次に2台目を追加し、どのポートを使ったかと表示の変化を残します。最後に2台目のケーブルを電源側から外し、単独状態へ戻します。

充電器の配分は最大値です。電池が満ちてきた端末や、温度で制御されている端末では受け取る電力も変わるため、残量増加だけから何Wと断定しません。同じ開始残量・使用状態で比べられる範囲を揃えます。

確認結果から考えること
単独で充電できない共有配分以外の電源・ケーブル・端末条件を調べる
2台目追加時だけ遅い同時配分と接続ポートを照合
必要なポートへ変更すると目的を満たすその接続を普段の構成にする
単独に戻しても改善しない温度・残量・設定等の別要因を確認

2台に必要な出力が、同時配分に収まるかを判定する

例えばPC65W+スマホ20Wを必要条件とする場合、Nano70WはPC側が最大60Wなのでその同時構成を満たしません。これは合計85Wという足算だけでなく、PCへ出せる最大が足りないという判定です。

一方、夜間に順番に充電できる、スマホの低い出力を許容できる、既存の電源2個を使えるなら、買い替えずに構成を変えられます。必要な各口出力が明確になった場合だけ、条件を満たす電源へ比較を進めます。

買う前に、普段の接続を固定する

必要条件に収まるポートの組合せが見つかったら、その接続を短いメモや図にします。端末・ケーブル・番号を揃えることで、毎回違うポートへ挿して同じ症状を繰り返すのを避けられます。

どの接続でも同時出力が足りない場合は、順番充電、元の2電源、別の配分を持つ電源の順に費用と使い方を比べます。本文の例と違う型番の数値を流用して選ばないことが最後の確認です。

買い足す前に、今の構成を確かめる

単独では目的を満たし、同時に使う必要がないなら、順番に充電する方法で足ります。指定ポートへのつなぎ替えや不要なケーブルの取り外しで足りる場合も買替は不要です。

出典

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