買う前に条件を揃える

PCとスマホを同時充電:70W・100Wをポート配分で選ぶ

PCへ65Wを確保しながらスマホも充電したいなら、単独70WのNanoでは不足します。Prime100WのC1+C2は最大65W+35W。PCが45Wまでで足りるならNano70Wも比較に入ります。合計のW数より、同時接続したときにPCへ残る出力で選びましょう。

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PCの推奨出力と、同時につなぐものを先に書く

PCの型番、USB-Cから受電できるポート、メーカーが推奨する電源の出力を確認します。端子がUSB-Cでも受電できるとは限らず、付属電源のW数だけで別の充電器への適合も決まりません。

スマホ側も、必要な充電方式と目標出力を別欄にします。PC65W+スマホ20Wという組合せなら、合計85W以上であることに加え、PC側へ65Wを出せる配分が必要です。

記入する項目例(構成を選ぶための仮定)
PCUSB PD受電対応/メーカー推奨65W
スマホUSB-C/20W級で足りる
同時接続PCとスマホの2台。USB-Aは使わない
手持ちケーブルPC用100W対応、スマホ用対応ケーブル各1本

Nano70WとPrime100Wは、2台同時の配分が違う

NanoのUSB-Cは1台なら最大70Wですが、2台では45W+22.5W、または60W+5Wです。65Wを保つPC用としては選びません。2つの配分を読者が自由に固定できるという説明にもしていません。

PrimeはPCをC1、スマホをC2へ接続すると最大65W+35Wです。C1はUSB-Aから最も遠いポート。C2とUSB-Aだけを使うと合計24Wなので、空いている口へ無造作につながず組合せを揃えます。

候補USB-C1台USB-C2台本体参考価格
Nano70W/A121AN11最大70W45+22.5W または60+5W5,990円
Prime100W/A2688N42最大100WC1 65W+C2 35W8,990円

45W・65W・100WのPCで、候補を残す

下表は必要出力を仮定した構成判定です。特定PCの動作試験や充電時間ではありません。必要な出力を下げられるかはPCの説明書と用途で判断します。

Nanoが60W+5Wになる組合せでは、スマホ側の20Wという目標を満たしません。45W+22.5Wだけを確定の動作として注文せず、スマホの低い出力を許容するか、Primeまたは既存2電源を選びます。

必要な構成(仮定)Nano70WPrime100W
PC45W+スマホ20W45+22.5Wの配分なら候補。60+5W時のスマホ不足に注意C1+C2は出力条件を満たす候補
PC65W+スマホ20WPC側が最大60Wなので除外C1+C2の65+35Wが候補
PC100W+スマホ20W除外2台同時のPCは65Wなので除外

本体だけでなく、PC用とスマホ用のケーブルを揃える

両候補ともケーブルは別売りです。PC側へ65W以上を必要とするなら、60W対応ケーブルを流用した構成では条件を満たせません。Anker333の1.8m・100Wケーブルは、充電用の具体例です。映像出力には対応しません。

2本とも不足している場合の単純な比較例は、本体+333ケーブル2本。メーカー掲載価格1,290円×2で、Nanoの参考商品小計は8,570円、Primeは11,570円です。最安構成ではなく、同じ2本を足した比較です。手持ちの適合ケーブルは買い足しから外せます。

構成揃えるもの参考商品小計
Nano+対応ケーブル2本を所持Nano本体のみ5,990円
Prime+対応ケーブル2本を所持Prime本体のみ8,990円
Nano+333ケーブル2本本体+1.8m/100Wケーブル×28,570円
Prime+333ケーブル2本本体+1.8m/100Wケーブル×211,570円

100Wが必要なPCなら、2電源のままにする選択もある

100Wと書かれたPrimeでも、スマホを同時につなぐとPCへ100Wを確保できません。PCへ必要な電力が不足すると、充電が遅い、使用中に残量が減るといった状態になることがあります。

PCは元の電源、スマホは手持ちの電源へ分ければ、今回の多ポート配分で妥協する必要がありません。PCを休ませて充電する方法が許される機種でも、使用中の代替電源と同じ条件にはしないでください。

注文は「PCへ残るW数」と型番を一致させて終える

PCの受電対応、必要な出力、2台同時の配分、ケーブル2本を一枚に揃えたら、適合する本体を選べます。NanoからPrimeへの本体価格差3,000円は、今回の比較では65W+35Wの配分を必要とするかが判断点です。

参考価格・小計はメーカーの掲載税込価格からの計算です。販売店の価格・送料・割引は異なります。販売ページで型番・色・付属品を一致させ、必要品を足した支払総額で注文を決めます。

条件に合う候補を確認する

Anker Nano Charger(70W, 3 Ports)ブラック

45WまでのPCとスマホを一つの充電器にまとめたいときの候補。約120gで、3口を備えます。

端子
USB-C×2・USB-A×1
単独
USB-C最大70W
C2口同時
45W+22.5W、または60W+5W
3口同時
45W+7.5W+7.5W
付属品
充電ケーブルは別売り

5,990円メーカー公式掲載価格(税込・2026年10月13日確認)

65Wを必要とするPCの同時充電用には不足。二つの配分を自由に固定できるとは限らないため、60W+5Wでも足りる組合せかを確認します。

A121AN11

Anker Prime Charger(100W, 3 Ports, GaN)シルバー

PCへ65Wを確保しながら、USB-Cのスマホも充電したい人に。PCはUSB-Aから最も遠いC1へ接続します。

端子
USB-C×2・USB-A×1
単独
USB-C最大100W
C1+C2
最大65W+35W
C1+A
最大65W+22.5W
C2+A
2口の合計最大24W
付属品
充電ケーブルは別売り

8,990円メーカー公式掲載価格(税込・2026年10月13日確認)

100Wが必要なPCとスマホを同時に充電する条件は満たしません。同名の別製品や別改訂の配分表を混ぜず、A2688N42の販売構成に合わせます。

A2688N42

買い足す前に、今の構成を確かめる

付属PC電源とスマホ電源を持ち歩く負担がなく、使えるコンセントもあるなら、その2個を使い続けられます。1台ずつ充電して足りる場合も、新しい多ポート電源は必要ありません。

出典

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